ドルトムントが世界最強のサッカークラブである理由(ファンとクラブの絆)

サッカー

数あるサッカークラブの中で、ドルトムントが世界最強である理由を、ファン歴15年の筆者がお答えします。

ドルトムントについて

ドイツのブンデスリーガに所属

ドイツのルール地方に所在するボルシア・ドルトムントは、ドイツブンデスリーガに所属するプロサッカークラブです。実力はブンデスリーガでバイエルンに次ぐ2番手として、ドイツリーグの中では強豪に位置付けられます。

順位チーム名
バイエルンミュンヘン
バイヤーレバークーゼン
アイントラハトフランクフルト
ボルシアドルトムント
2024-2025シーズンの順位表
筆者
筆者

去年は4位に沈んでしまいました(´;ω;`)

市民クラブの代表格、市民のためのクラブ

前身はドルトムント市民が1909年に創設したクラブです。市民が自分たちのために作り、100年以上もの期間を経て、現在のボルシア。ドルトムントというクラブにつながっています。まさに、市民クラブの代表格ともいえます。

かつては香川真司選手が所属

元日本代表でマンチェスターユナイテッドでも活躍した香川真司選手が所属していたことでも有名です。当時、ドルトムントはバイエルンを退けて優勝トロフィーを掲げた、まさに黄金期でした。ちなみに筆者はこの時からドルトムントを応援するようになります。

なぜドルトムントが世界最強なのか

毎試合8万人のスタジアムを埋める熱狂的なファン

ドルトムントのホームスタジアムは「ジグナル・イドゥナ・パルク」で、収容人数80,720人の超巨大スタジアムです。黄色く彩られた特徴的なスタジアムは、驚くことに毎試合でチケット完売。約80,000人の観客が足を運び、愛するクラブを応援するのです。

2023年に世界で最も本拠に観客を集めたサッカーチームランキングでは、世界中のあまたある強豪クラブを抑えてドルトムントが1位でした(参考:スポニチ)。

片時も愛することをやめない真実の愛

Echte Liebe=真実の愛

これは、ドルトムントというクラブのモットーであり、誇りです。なぜファンはドルトムントを応援するのか、それは愛しているからに他なりません。

これだけ多くの観客が毎試合訪れるというのは、単にサッカーが魅力的だからとか、そういった理由では全く足りえません。ファンはクラブを愛し、クラブはファンを愛しています。

強いから愛するのではなく、愛するから強くなれるのです。

廃れ行く街の希望

ドルトムントという街は、失業率が高くマイナス成長を記録しています。ドイツという国自体の経済も低迷期にある中、市民にとってはドルトムントというクラブがアイデンティティであり、自分たちの希望なのです。だからこそ、懐事情が厳しいにもかかわらず毎試合足を運ぶファンが絶えないのです。

攻撃的でスピーディーなサッカー

ドルトムントのサッカースタイルは、攻撃的でスピーディーなサッカーです。かつてはユルゲンクロップ監督が香川真司選手と共に作り上げたカウンタースタイルが売りでしたが、その時のスピーディー感を残しつつ、近年は攻撃的なスタイルを作り上げています。

若手が多いからアグレッシブなサッカーになりやすい、ということもあるかもしれませんね。

強さが全てではないからこそ、ファンは足を運ぶ

最終節、勝てば優勝の試合でまさかの引き分け。ファンは愛を謳う。

2023-2024シーズン、勝てば優勝という試合で格下相手に引き分け、ライバルであるバイエルンに優勝を譲ってしまいます。リアルタイムで応援していた筆者は呆然とすることしかできませんでしたが、現地のファンは違いました。

8万人を超える観客が歌いだしたのです。

誰もが絶望し、ブーイングが飛ばない方がおかしい状況の中、ファンはクラブと選手に寄り添ったのです。自らの感情を押し殺し、自分たちができることを全員が同じ方向を向いて選択できる。

世界一のファンだと思います。

筆者
筆者

この出来事から、筆者は多くのことを学びました。そして、一生このクラブを愛することも誓ったのでした…

胸を打たれるファンとクラブの関係性

まさに、ファンはクラブのために、クラブはファンのために存在しています。

チケットの価格も良心的で、スタンディング席であれば約20ユーロです。これは、現地の物価を考慮すればJリーグよりかなり安い価格です。

世界中にファンがいて毎試合が満席になるようなクラブで、だれでも来れるような価格に設定しているところにも、ファンとクラブの愛情を感じます。

ちなみに、ドルトムントのチケットは一般購入はほぼ不可能で、リセール等で狙うしかないんだとか。シーズンパス購入者で毎試合ほぼ埋まってしまうようです。

おわりに

筆者の愛してやまないドルトムントの紹介でした!いつか実際にドルトムントを訪れることができたら、その記録もブログにしようと思います(`・ω・´)ゞ

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